井上光貞『日本の歴史〈1〉』(中公文庫、2005年)を読んでいるときに、日本神話の内容によく似た神話が世界各地で見られることを知った。そのことについて詳しく知るために本書を購入した。
ちなみに、『日本の歴史』についてもまだ読み終わってないが、古事記と日本書紀の記載の差や日本書紀の「一書」の記載から歴史を紐解く説明がされていてとても興味深い。このあたりについて解説した本やネット記事については多くあると思うが、玉石混交という印象があり、何が正しくて何がトンデモなのかの判断がなかなかつけられないため、このあたりのしっかりとした本を読むのが安心な気がする。